さて、後編はプライベートな話を書いてみようと思う。

 

筋肉

シリコンバレーから筋肉への話題の振れ幅が気になるが、自分の中で今年最も成長したのは他でもない「筋肉」である。

振り返るとたしか19歳のとき、アメリカに留学していた高校時代の友人が一時帰国し、一緒に銭湯に行ったら山本kidのようなゴツい体になっていてショックを受けたのが自分の筋トレライフのスタート。

筋トレというライフワークを持って今年で早10年になるが、10年途切れずに続けているのは、筋トレと読書だけだ。もうこれは自分の人生と言っても過言ではない。

そして、今年はそのライフワークに変化が訪れた。それはやはりアメリカでの滞在がきっかけ。アメリカに住んでいた3ヶ月間も欠かさずにジムに通っていたが、アメリカ人の筋肉のデカさはハンパじゃなかった。もともと日本人は海外のビーチに行くとマッチ棒のような恥ずかしい体をさらすことになることは感じていたが、本場のジムに行くとこんな細い体で生きている事実に屈辱感を感じ、世界視点でビジネスをやるなら、グローバルスタンダードな体を手に入れるべきだ、と決心した。

帰国後、3ヶ月で筋肉をボリュームアップすることを目標とし、パーソナルトレーニングで有名なトータルワークアウトというジムに通い始めた。このトータルワークアウト、正直言って今年最も感動したサービス・商品のトップ3に入る。いや、考え方によっては1位かもしれない。

これまでの9年間は週1での自己流の筋トレを日課としていたが、トータルワークアウトでは食事の内容や食べる時間帯から筋トレのメニュー、サポートまでやってくれる。もちろん料金は普通のジムより高いが、短期集中で体を変えたいなら、費用対効果は十二分にある。

3ヶ月での成果は、体重60kgから66kgまで増量し、増量分のうち筋肉が4kgを占めるという満足行くものだった。

朝からプロテイン、昼前に鳥のササミ5本、3時のおやつもササミ5本、寝る前にもプロテインというタンパク質摂りまくりの食生活に加え、週3で限界を超えた筋肉イジメは辛かったが、ここまでやると本当に体は変わるということを実証できた。

大事なのは食生活と筋トレのメニューの2つだが、特に筋トレをトレーナー付きでやるというのは(福岡では)トータルワークアウトでしか受けられないサービスであり、自分ではどんなに気合が入っていても不可能な領域まで毎回追い込んでくれるので、体を変えたい人にはマジでオススメしたい。

というわけで、グローバルスタンダードには程遠いものの個人的には満足の行く体を手に入れたのだが、これを維持するのはなにぶん大変だ。プロテインは飲み続けないといけないし、筋トレの回数・時間コストも大きい。そこで、現在はやや控えめな週1トレーニングに戻し、63kgをキープすることにしている。それでも自分史における筋トレ革命前後では、非常に大きな成長を実感し満足している。

 

読書

今年は読書にも変化があった。
普段は月5冊くらいのペースで、ビジネス本を中心に幅広いジャンルを読んでいるが、ふとしたきっかけで、歴史の本を読み漁り始めた。

きっかけというのは単純で、オヤジからもらった1冊の本。戦前の横浜港で一人の男が成り上がる、というマニアックで普段だったら絶対に読まない本だったが、自分の家系の二三世代前の人がどんなことをやっていたのか、という視点で読んでいたら、見事にハマってしまった。二三世代前の人たちは、なにを目指して、なにと闘いながら頑張っていたのか、自分事として読むことができ、読み終えるとそのさらに少し前の時代背景を知りたくなり、別の本を探すという繰り返しになった。

自分が興味があるのは未来だ。そう思ってこれまで歴史の本には一切興味を持たなかったので、福沢諭吉がいつの時代の人か、何をした人かも知らないほどだったが、興味を持って読み始めると、第二次大戦→第一次大戦→明治維新、と日本の文明開化から始まり→・・・フランス革命→・・・→モンゴル帝国→・・・→人類誕生と50冊くらい読み進めていった。

興味深いのは、人類が生まれ文字という文明が作られた6000年前からたった60年前まで、世界では常に民族間で殺しあっていたということ。第二次世界大戦を機に、兵器が発達しすぎてこれ以上はヤバイということで、先進国間では世界平和という初めてのコンセプトが樹立されたが、まだほんの半世紀しか経っていない。

では、今からはなにを目指していくのか。エコやサステナブルをテーマに地球環境を保全していくことなのか、技術革新がもたらす新感覚の生活を求め続けるのか、宇宙に飛び出すのか、そういった大きなビジョンはたしかに重要だ。でも、過去の人物を振り返ると、目の前の課題を自分事と捉え、それを解決することに本気を出していることが大切だと学ぶことができた。人の一生は日々の行動の積み重ねでしかない。

 

成長

ところで、11月の初めに上海に行ってきた。(最近は年数回ペースで行っている)
中国での反日デモを日本のメディアが楽しげに盛り上げている渦中だったので、「こんな時期に大丈夫?」的な話もあったけど、日本で仕入れる情報は多少大げさで、デモはまあ数年に一回あるイベントみたいなもんだし、上海は全くもって平和というか、今日も経済は成長していて人々は街にあふれ、金を使い、古い建物をぶっ壊しては新しい建物をコピペで建てまくるという、いつもの上海だった。

1年半前に日本から移住した友人は、日系企業の現地販売統括として働き、30人の中国人スタッフと楽しくがんばってるし、ゼロから始めた中国語がすでにネイティブに近づいているといううらやましい状況に、国も個人も成長があるってのは素晴らしいことだと改めて実感。

一方で、この十数年上海で活躍されてた日本人起業家の方々が、中国での事業を若干後ろ向きにシフトしている話もあり、直接の要因ではないにしろ、デモがきっかけの一つになっていることも否めない感はあった。とはいえ、若者はそんなこと気にせずとりあえずアジアに出るべきだ、というのは変わらない。

 

筋肉からアジア経済まで話がブレまくっているが、2012年を振り返るとこんな年だった。

これからも新しい環境に身を投じ続け、次の5年間をフルスロットルで走り抜けたい。

 

2012年を振り返ってみた~ビジネス編~

 

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