友人を訪ねて、上海とホーチミンに4日ずつ滞在してきました。

というのは、2月までシリコンバレーに住み、独創的でスケーラブルなスタートアップビジネスやエコシステムに触れ続けていた反動で、より泥臭く身近なアジアビジネスの今を見たくなってしまったわけで・・・。

そんなとき、前職の同期から「ホーチミンでITオフショア開発の仕事を始めたので遊びに来なよ」という連絡をもらい、「行く行く!」といつもの軽いノリで。なんなら中学からの友人が1年前に移住した上海にも寄って行こう、と(笑)

今回の旅では短期間にも関わらず得るものがとても多く、それは現地で働いている友人にみっちりアテンドしてもらったおかげです。いやー、熱かった!!

 

まずは上海。

1年半ぶり4度目の上海だけど、毎回その進化に驚かされる街。

泊めてもらった友人K宅がこのマンション。

30階に住んでいるというので、さぞかしご立派なタワーマンションなのだろうと予想していたら、信じられないボロさで、目を疑うような細長さ(建築用語で塔上比)でそびえ建っている。

建築中の板状マンション(本来とても安定した構造)が根元からポッキリ倒壊しちゃうこの国で、こんな高層建築がこんなボロさで建っていることに不安や疑問の気持ちは、どうやら誰もないらしい・・・。震度2で倒壊しそうだ(偏見)

 

気を取り直して、街へ。

意外にも大きくて綺麗な公園が整備されている。平穏な日曜日の光景。

街には相変わらずもの凄い量の人が溢れている。

 

Kは自分の筋トレの師匠でもあるので、一緒にジムへ。(上海まで行ってなにやってんだ、という感じですが、いつものことです。)やっぱり規模がでかい。アメリカと同じく大陸的。

ジムの規模やクオリティ、フィットネスカルチャーの浸透ぶりにも驚いたけど、一番驚いたのはロッカールームでの光景。全裸の中国人が、全身をくまなくドライヤーで乾かしてる!タオルではなく、ドライヤーで全身を!(笑)それにしても、何度来てもカルチャーショックを与えてくれる国。

夜は夜で、日本から拠点を完全に中国に移して家具ビジネスをしているKの友人や、日本と中国を毎月行き来してアプリ進出をやってる方など、中国の可能性や難しさについて聞くことができた。簡単じゃないけど、すでにやってるってのがすごい。

 

次は、ホーチミン。

ここでも、友人Aのマンションに泊めてもらいました。

こっちも30階くらいだったけど、新しい建物で安心感あり(笑)

 

猛烈に暑い中、路上でマグロさばいてた。おいおい・・・。

 

もちろんITオフショア開発企業さんにもお邪魔しました。G社さんは半年前に初めてベトナム視察に来て、2ヶ月後に拠点設立。それから現地人エンジニアを雇いまくり、日本のスタッフも役員含めてどんどん移住し、すでに50人体制で開発しているとか。ものすごいスピード感。

ちなみにオフショア開発と言っても2パターンある。自社開発と受託。(もしくは両方やってるケースもある)現地エンジニアの給与は月500~700ドルくらいだそうで、受託型(外注)は月12~15万円/人程度という印象。自社でラボ型でやる場合は、10人以上くらい雇わないと、外注コストよりメリットは出ない感じだろうか。

そして、4年も前にベトナムで人材ビジネスを起業されているYさんともお会いさせていただいた。4年前はベトナムで起業することを気違いと言われたけど、今ではブーム。「普通に考えてやるべき」ことは大企業が資金力にもの言わせてやっちゃう。起業家ってのは「普通に考えてちょっと無理・・」ということをやる開拓者であるべき。と熱い話をいただき、起業家のあるべき姿を思い出しました。

さらに、ベトナムで不動産開発を検討している日本のデベロッパーの方々とも偶然お会いできたり、なんだかラッキーな出会いが多かった。すべてアテンド、セッティングしてくれた友人Aくんのおかげ。都市を見に行くときは、そこに住んでいる友人がいると、一人で回る数倍も濃い情報を得られる。ということを強く認識した。これからもこの「泊めてくれ」作戦を乱用していこう(笑)

 

アジアについて考えてみる

ぼくら20代世代は、縮小する日本マーケットだけでは残りのビジネスマン人生30年間食い続けることができないという共通認識を持っている。だからこそどんどんアジア各国へ進出していくんだけど、この世代ですでにいち早く起業したり、ビジネスやったりしている人には本当に恐れ入ります。良い意味で焦りをいただきました。

 

 

アジアへの進出というのは、大きく3パターンに分類できると思う。(重複もあり)

1. 工場や開発拠点としての機能

製品・プロダクトの製造コストを抑えるための拠点を持つ形。中国が世界の工場と呼ばれている通り。プロダクトだけでなく、WEBやアプリの開発もあり。

2. 現地に進出しているorしたい日系企業・日本人向けビジネス

会社設立、家、オフィス、工場、人材、広告などなど、進出時にはなにかと現地の情報が必要になる。それを提供するビジネス。

3. ローカルマーケットへの参入

中国で中国人に売る、中国企業をクライアントにする、という形。拡大し続けるマーケットにいち早く入れると、すごいことになりそう。夢がある。

 

比較的やりやすいのは1と2で、長期的なポテンシャルとして3を獲りに行きたいというのが誰もが考えることだと思う。実際、1と2で進出している企業が圧倒的に多く、うまく行っているのもこのカテゴリーがほとんど。

一方、3に関しては、進出している企業はたくさんあるが、成功事例がとっても少ない。だからこそチャンスだし、長期的に見れば今は投資のステージという考えでやってるんじゃないでしょうか。

今回の旅で多くの情報や刺激を得て、自分が何をすべきかいろいろ考えているところ。

去年の年末にユタ州に住む友人を訪ねて行って、「学生が住宅の設計から施工まで行う教育プログラム」に感動し、日本でホントにやることになっちゃったし。

やろう。

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