日本(福岡)に帰国して10日ほどになるが、そういえばシリコンバレーでの話をまとめていなかったので、振り返ってみたい。

学んだこと、得たことを自分なり(主観的に)にメモ。

 

1. シリコンバレーの人と繋がった

ITの中心と言えど、なんだかんだ一番重要なのは「人」だった。人気のインキュベーター500startupsのプログラムに参加するには運営者3人の誰かと知り合い(もしくは自分にコミットしてくれている共通の知人がいる)でなければいけないし、人に会うにはやはり紹介がモノを言うし、大事な情報はネットに書かれていない(もしくは書いてある本質がわからない)。当然だが、本やWEBに書けないことはたくさんあり、それこそ一番重要な情報であり、それは直に会うことにより得られる情報だ。

自分の場合はPlag and Play入居者の皆さんにとにかくお世話になり、多くの方とつながることができた。3ヶ月間住むにあたり、いきなり会社を作っちゃうという案もあったが、あえてインターンという選択をしたことの最大のメリットはここだったと思う。

 

2. エコシステムを理解した

一番知りたかったことが、なぜAppleもGoogleもFacebookもシリコンバレーで成長したのか?であり、シリコンバレーでなければならない理由はなにか?なぜ日本からはグローバルマーケットを獲るようなベンチャーが生まれないのか?だ。

その答えを自分なりに納得できたのはシリコンバレーのエコシステムを、本質的に理解できたから。答え自体はネット上の情報で、日本語でさえ見ることができるが、「WEBで読む」のと、「実際に現地で様々な立場の人の話を聞き、目で見て理解する」ことの差は極めて大きかった。

 

3. 来て、見てしまえば、同じ人間

日本からシリコンバレーを見ると、まるで違う次元の話に見えてしまう。スタートアップの数にしろ、買収の数や額にしろ、IPOの規模にしろ、確かに桁が2つくらい違う印象だ。

では、シリコンバレーにいる人たちが100倍優秀で能力が高いのか?と言うと、そうではない。人間の能力の差なんてせいぜい2倍か3倍のはず。それ以上の差は、地の利以外なにものでもないと思う。ここにいるから情報があり機会がある。ここにいるから成長スピードが速い(速めてくれる)。来て、見てしまえば、その差を確認できるから恐れる必要はなくなる。それに加えて、次の「努力」。

 

4. ラッキーではなく努力である

メディアを通して伝えられるシリコンバレーの成功ストーリーと、現地で実際に見聞きしたことには大きな差がある。それがラッキーではなく、努力である、ということ。

なにかとメディアでは綺麗なストーリーで書かれることが多く、サービス出したらいきなりユーザーが爆発的について、投資家が向こうからやってきて、気がついたらIPOや売却、と省略していかにもラッキーかのように伝えられるが、実際にはかなり強引に、グレーなこともやりながら、無理矢理成功まで持っていっているというのが正解。世界中から超優秀で超モチベーションの高い人が集まっていることは確かだが、その裏にある努力が書かれることは少ない。

 

5. グローバルな視点

これはしっかり身に付いたかというと、まだまだかもしれない。ただ、島国ニッポンに住み続けていてはグローバル(もちろん各地でも違う)な視点でビジネスを考えることはできない、というか意味不明だったのが、少しは見えるようになってきた。

そして、ローカルなビジネスを行うことは良いのだが、「グルーバルな視野で考え、結果ローカルで行動するのであればアリ」という条件付きであることがわかった。

 

以上、ざっと書いてみた。他にも細かいことはいっぱいあるけど、個人的に大きかったのはこの5つ。

特に最後の2週間は、東京から起業予定の友人東京R不動産の吉里さんが訪ねてきてくれたので、一緒にいろいろな人に会ったり(20人くらい)、いろいろな場所にいったり(20ヶ所くらい)と、とても濃密な時間を過ごすことができた。やっぱり出張ではなく、住むというアクションを通して、得られる経験は圧倒的に違った。

次は、シリコンバレーでインターンする方法などを書いてみようと思ってます。

 

オマケ 〜シリコンバレーでの思い出〜

 

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0Share on Google+0